2011年8月19日(金)、京都市の東本願寺の本尊、阿弥陀如来像が安置されている阿弥陀堂の柱に、亀裂が2本入っていることがわかった。

長い亀裂は約80cm。平成24年1月から行う阿弥陀堂修復工事の前に20年から行っていた調査研究で分かった。

通常、屋根の荷重だけで亀裂は生じないが、地震などの影響で隣の柱から圧力がかかり、亀裂が入ったとみられるという。

調査担当者は「110年も安定して建っており、たちどころに危険ではないが、今後対策を立てることは必要」としている。
　発信：msn産経ニュース