パナソニック汐留美術館「ポール・ケアホルム展」会場
20世紀デンマークを代表する家具デザイナー、ポール・ケアホルム(1929~1980)の作品を本格的に紹介する日本で初めての展覧会が、東京ではじまる。
ポール・ケアホルムは1950年代から70年代にかけて活躍。51歳で亡くなるまでの約30年間に、素材の特性をいかしたミニマリズムを極めた数々の家具を生み出し、特に建築やデザインの分野で高く評価されてきた。
展覧会は、椅子研究家の織田憲嗣氏が収集し、北海道東川町が有する「織田コレクション」を中心に、家具約50点と関連資料を紹介。
作品一つ一つの構造やディテールに焦点を当てるとともに、収集家である織田氏の視線を通して浮かび上がるケアホルムデザインの美に焦点をあてる。
会場はパリを拠点に世界的に活躍する建築家、田根剛(ATTA)との協働で構成され、実際にケアホルムデザインの椅子に座って体験できるコーナーも用意される。
「織田コレクション 北欧モダンデザインの名匠 ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」は、パナソニック汐留美術館で2024年6月29日(土)~9月16日(月・祝)に開催。観覧料は一般 1,200円など。
7月20日(土)以降の土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約(平日は予約不要)
パナソニック汐留美術館「ポール・ケアホルム展」会場
パナソニック汐留美術館「ポール・ケアホルム展」会場
パナソニック汐留美術館「ポール・ケアホルム展」会場