国立西洋美術館「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」会場
ドイツ、ベルリン国立ベルクグリューン美術館のコレクションを紹介する展覧会が、東京ではじまる。
ベルクグリューン美術館は、世界有数の個人コレクターであるハインツ・ベルクグリューン(1914-2007)によって2004年に開館。
生涯を通して、作品の購入と売却を続けたベルクグリューンは、ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティを中心とした20世紀美術の珠玉の名品をコレクション。特に、ピカソの作品には心酔し、本人とも交流を行いながら作品収集をしてきた。
今回の展覧会では、その4名の作家(ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティ)に重点をおいて構成。
ベルクグリューン美術館の開館以来、海外でその全容をまとめて紹介されるのは初めての機会となり、来日する97点のうち76点が、ピカソの作品では35点が日本初公開の作品となる。
会場では、ベルクグリューンが作品購入の際にこだわった、アンティークの額と作品との組み合わせにも注目しながら、20世紀美術のエッセンスを展観することができる。
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」は、国立西洋美術館で2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)に開催。料金は一般 2,100円など。
国立西洋美術館「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」会場
国立西洋美術館「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」会場