「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」
作家・ドイツ文学者の中野京子が執筆したベストセラー美術書『怖い絵』シリーズとプラネタリウムがコラボレーションする異色のプログラムが、東京・有楽町のプラネタリアTOKYOで始まる。
星座の多くはギリシャ神話に由来があるが、ギリシャ神話には陰惨で恐ろしいエピソードが含まれているものも多い。
このたび上映が始まる作品は「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」。中野京子が作品を監修、MCのミッツ・マングローブとともに、選りすぐりの「怖い神話」にわまつわる名画の謎を紐解くトークを展開する。
小山茉美による絵画の紹介も、中野京子による書き下ろし。作品は壁面も映像に包まれる構成で、麗しい名画に隠された恐怖の物語を丁寧に解説していく。
「星と怖い神話 怖い絵×プラネタリウム」は東京・有楽町のプラネタリアTOKYOで、2022年7月1日(金)から上映開始。料金は大人(一般シート)1,600円など。
なお、同作品が上映されるプラネタリアTOKYOでは、美術家の千田泰広による糸と光の作品《Analemma(アナレンマ)》も展示中。
薄明のなかで見る「通常プログラム」は無料で鑑賞可能。作品を最も美しく鑑賞できる「特別プログラム」は、当日の鑑賞券もしくは星空パスポートが必要で、毎週土曜日21:00~21:20に実施される。
千田泰広 《Analemma(アナレンマ)》