寺田倉庫 G1ビル「バンクシーって誰?展」会場
現代アートの世界で異才を放つ覆面アーティスト、バンクシーの作品とその世界観を紹介する展覧会が、東京で始まる。
2016年にオーストラリアで開幕し、世界5都市を巡回した「ジ・アート・オブ・バンクシー展」を、日本向けにアレンジした企画。
プライベート・コレクターが所蔵するオリジナル作品を展示するだけでなく、ストリートでの作品発表が多いバンクシーの特性を踏まえ、世界中に分散するバンクシーによるストリートアートの代表作を、テレビ局の美術チームがリアルに再現。映画のセットのような雰囲気の中でバンクシーの作品を見て回る、ユニークな構成となった。
2003年にパレスチナで描かれた、高さ5メートル超の男が花束を投げる作品は、原寸大で再現。
フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」をモチーフにした壁画で、近年マスクが付け加えられた事も話題になった作品も再現して紹介している。
2008年にロンドンのトンネルに描かれ、今は現存していない作品も、当時の資料をもとに再現された。
「バンクシーって誰?展」は寺田倉庫 G1ビルで2021年8月21日(土)~12月5日(日)に開催。入場料は当日券が一般が平日 2,000円、土日祝(日時指定)2,200円など。
東京展の後、名古屋、大阪、郡山、高岡、福岡に巡回する。
寺田倉庫 G1ビル「バンクシーって誰?展」会場
寺田倉庫 G1ビル「バンクシーって誰?展」会場
寺田倉庫 G1ビル「バンクシーって誰?展」会場