2016年9月16日(金)、東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで「動き出す!絵画 -ペール北山の夢」のプレス向け内覧会が開催された。
明治から大正にかけて洋画界の発展に寄与した北山清太郎(1888-1945)を軸に、大正期の日本における西洋美術への熱狂と、それに影響を受けながら展開した前衛的な近代日本美術の動向を紹介する企画展。
北山清太郎は日本におけるアニメーション草創期の重要な3人のうちの1人として知られるが、当初は洋画界に身をおき、岸田劉生や木村荘八ら、洋画家たちの活動を支援していた。
美術雑誌「現代の洋画」の編集・刊行、絵具の販売や写生会の実施、作品の募集による懸賞事業等も行った北山は、ゴッホらを支援したペール・タンギーになぞらえ、ペール北山と呼ばれていた。
展覧会では大正の洋画青年たちの心意気によって誕生した絵画と、あこがれの西洋の絵画等を中心に、約130点の作品と資料を紹介する。
「動き出す!絵画 -ペール北山の夢 -モネ、ゴッホ、ピカソらと大正の若き洋画家たち-」は東京ステーションギャラリーで、2016年9月17日(土)~11月6日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、高校・大学生 800円、中学生以下は無料。
会期中の金曜の夜は「おやじでNight!」と銘打った企画も開催。17時~20時(入館は19時半まで)のご利用のおやじ(おじさん、父親等おやじと呼ばれる該当者)は、受付にて「おやじでNight!」と申し出れば、入館料が一般1,000円のところ500円になる。
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