来年1月から東京国立博物館で特別展「春日大社 千年の至宝」が開催される事となり、2016年7月22日(金)、都内で記者発表が行われた。
奈良公園内にあり、ユネスコ世界遺産にも登録されている春日大社は、奈良時代初めに創建。長い歴史の中で春日信仰に支えられた貴重な文化財が生み出されてきた。
春日大社は創建以来約20年に一度の御本殿の大改修を行う「式年造替」を行っており、今年11月はちょうど60回目。展覧会はこの節目を記念したもので、神鹿に関わる美術や、国宝の金地螺鈿毛抜形太刀、赤糸威大鎧など、社外ではめったに拝観できない貴重な古神宝や、春日の神々への祈りが込められた選りすぐりの名品が約300点(前後期の展示替えあり)紹介される。
特別展「春日大社 千年の至宝」は東京国立博物館・平成館では、2017年1月17日(火)~3月12日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 900円。前売りはそれぞれ200円引きで10月1日(土)から発売。
また春日大社では、改修工事のため閉館していた宝物殿を2016年10月1日(土)に「春日大社国宝殿」としてリニューアルオープンする。
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