ポスト印象派を代表する画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)とポール・ゴーギャン(1848-1903)の関係を本格的に取り上げる日本で初めての展覧会が開催される事となり、2016年6月1日(水)、東京都美術館で記者発表が行われた。
ゴッホとゴーギャンは、性格も芸術性も異なるにもかかわらず固い友情で結ばれ、アルルでは共同生活を送ったが、その関係は短期間で破綻し、最終的に別々の道を歩んだ。
展覧会では二人がアルルで過ごした二か月間の活動はもちろん、初期の活動や交友関係、パリでの出会い、そして共同生活が破綻した後の制作などを検証。オランダのファン・ゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館を中心に、国内外の美術館から出展される両者の油彩画約50点と、二人に影響を与えたミレー、モネ、ピサロなどの油彩画約10点を含む約60点で、二人の創造の軌跡をたどる。
展覧会は5章構成。アルル時代の両者がそれぞれ最高傑作と認めた、ファン・ゴッホ《収穫》、ゴーギャン《ブドウの収穫、人間の悲惨》も出展される。
「ゴッホとゴーギャン展」は東京都美術館で2016年10月8日(土)~12月18日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 1,600円、学生(大学生・専門学校生) 1,300円、高校生 800円、65歳以上 1,000円。前売りはそれぞれ 1,300円、1,100円、600円、800円で7月1日(金)より発売予定。
東京展の後に、愛知県美術館に巡回する。
発信:
インターネットミュージアム>
東京都美術館 施設詳細ページ>
「ゴッホとゴーギャン展」公式ページ
>「ゴッホとゴーギャン展」巡回情報