慶應義塾ミュージアム・コモンズ(KeMCo)では、多岐に渡る「エフェメラ」と呼ばれるアイテムの中から、ポスターやパンフレットなど展覧会やアート・イベントに合わせてつくられ、社会に広がるメディアとしての機能をもった印刷物エフェメラに焦点を当てた展覧会を開催します。特に、大学研究所のアーカイヴや図書館に所管された資料から、戦後美術において情報の伝達と実験的な表現の重なりが見られるアイテムをご紹介します。また、印刷物/エフェメラに関心を寄せる現代作家による二人展(河口龍夫・冨井大裕)も同時に開催いたします。
【主な出品資料】
1.南画廊カタログ(南画廊発行、1956–1979年刊行)、慶應義塾大学アート・センターおよびJapan Cultural Research Institute所蔵
2.SAC / SAC Journal(草月アートセンター発行、1960–1964年刊行)、慶應義塾大学アート・センター所管
3.Art & Project bulletin(art & project発行、1968–1989年刊行)、個人蔵ほか
【関連イベント】
学芸員によるギャラリートーク|2024年3月25日(月)15:00–16:00【要予約】
展覧会ウェブサイトよりご予約ください。
※この他、会期中にはアーティストトーク等のイベント開催を予定しています。詳細はウェブサイトにてお知らせします。
共催:慶應義塾ミュージアム・コモンズ、特定⾮営利活動法⼈ Japan Cultural Research Institute
協力:慶應義塾大学アート・センター