木原和敏先生は、透明感のある女性の柔らかな表情や自然な佇まいを描き、高い評価を得ている洋画家で、日展や白日会の会員として第一線で活躍されています。
女性の表情、身に着けているドレスやレースなどの細かな描写に惹きつけられるのはもちろん、その周りの空気感や画面の外の世界を想像させる素晴らしい表現力は「目には見えない、そこに存在するもの」をすべて描き出し、観るものを魅了します。
本展覧会では、約30点の人物画を展示いたします。写真と見間違うような写実表現が流行する中で、緻密ながらも筆の運びがしっかり見える”木原和敏のリアリズム”をぜひお楽しみください。
《イベント》
■ギャラリートーク 9月23日(土)13:30~
絵を描く上で大切にしていることや、画題の選び方など、絵に関することは何でもお話しくださるとのこと。展示している絵についての説明もしてくださいます。
■人物クロッキー 10月21日(土)13:30~
先生に人物のクロッキーをしていただきます。モチーフの特徴を素早く捉えてシンプルな線で描き上げるクロッキーは、絵を描く方にとって大変勉強になる良い機会だと思います。ぜひお集まりください。絵を描く過程や完成した作品は後日ホームページにて発信します。お楽しみに。
■中学生向け講義 11月18日(土)10:30~
おおぐろの森中学校美術部の生徒向けに講義をしていただきます。ご一緒に参加したい方大歓迎です。※講義のため、混雑や話し声などが気になる場合がございます。ご了承ください。