4771男
ビルケナウの4連画の迫力に気圧された。
忌まわしき戦争の記憶がリヒター氏にはこう見えたのだろうか。
アブストラクトペインティングも多数あり、大いに堪能できる。色は明るいのに受ける印象は明るくないのがまた良い。
大変満足な展覧会でした。
びちゃ
朝イチで入ったため、当初ビルケナウを独占して見れたのは良かった。30分程で人が増えて来た。平日の現代美術としては、多い方だと思う。現代美術の認知度と関心が増してきていると感じる。回顧展というほどのメジャー作品が来ているわけではなく、初期のアブストラクトが無かったり、フォトペインティングが少なかったり、ではあるが、これだけの点数をまとめて見ることで、ゲルハルト・リヒターの特徴は感じることはできると思う。アブストラクトは、難しいこと抜きにカッコいい、色が複雑に絡まって想像を掻き立てられる、自分の好きな色の組み合わせはどれかなと考えてみたり、という見方がいいと思う。ただ、ドローイングは今のところ、良さを感じない。リヒターのドローイングだからこその価値でしかないと思う。
スナフキン
リヒターも以前なら、こんな単純な絵と思っていましたが、なぜかずっと見ていられる絵でした。色合いが何より自分に訴えかけてくるような感じでした