加藤翼 縄張りと島

東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都

《2679》 2019 © Tsubasa Kato / courtesy of MUJIN-TO Production
分断や対立を超えた協働作業や連帯による可能性をあらためて気づかせてくれる加藤翼 初の大型個展を開催。 人々が知恵を出し合い、ロープと人力だけで巨大な構造体を引き倒したり、引き起こす〈Pull and Raise〉シリーズで知られる加藤翼(1984- )。互いに縛られた4人の白人男性がアメリカ国歌を演奏する《Woodstock 2017》(2017)、スー族のスタンディングロック居留地での石油パイプライン建設によって移動を余儀なくされた小動物に焦点を当てた《Underground Orchestra》(2018)など、現代社会への鋭い批評に満ちた作品を次々に発表して、今もっとも注目を集めるアーティストの一人です。 自然災害、都市開発、環境破壊などで地域のコミュニティが解体の危機に瀕するなか、人々が自発的に参画し、一体となって何かを実践することの意義を提示します。 新型コロナウイルス感染症のパンデミックという状況下において、また、国家や国民の二極化が世界的に危惧されるなか、加藤翼の作品は分断や対立を超えた協働作業や連帯による可能性にあらためて気づかせてくれることでしょう。
会期
2021年7月17日(土)〜9月20日(月)
会期終了
開館時間
11:00-19:00(入場は18:30まで)
料金
一般1,200(1,000)円/大・高生800(600)円/中学生以下無料
休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、8月1日(日・全館休館日)
公式サイト http://www.operacity.jp/ag/exh241/
会場
東京オペラシティ アートギャラリー
住所
〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
050-5541-8600(ハローダイヤル)
加藤翼 縄張りと島のレポート
1
複数の参加者が協働した作品を、映像や写真で発表する注目の現代美術家
会場にはロープで引き起こされた構造体、圧巻のインスタレーション空間
世界各地で実践されたプロジェクトの数々、代表作や話題作を網羅した構成
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