《雲龍紋八花鏡》 中国 唐時代(8世紀) 径15.4㎝ 重さ704g
八花鏡(はっかきょう)は連続する八枚の弧状の花弁(はなびら)を象った形式の鏡で、唐時代に盛行しました。
本品には、五つの祥雲(しょううん)のなか天を飛翔し、珠に見立てた鈕(ちゅう)を銜えようとする一匹の龍が描かれています。
担当者からのコメント
古代鏡展示館(兵庫県立考古博物館加西分館)では、例年1月から3月、その年の十二支が描かれた中国古代鏡1面を展示しています。
今回の「干支 辰」展では、「龍」が描かれた鏡1面を展示し、十二支と干支についてご紹介します。展覧会の会期は令和6年1月3日(水)から3月10日(日)。
詳しくは、古代鏡展示館ホームページ(https://www.hyogo-koukohaku.jp/kodaikyou/)をご覧ください。