《羅漢龍虎》

この作品の応援メッセージを見る

《羅漢龍虎》一双のうち(部分) 小川芋銭 1935年頃 

桑山美術館


作者の小川芋銭(1868-1938)は洋画を学び、のち新聞社の客員としてスケッチや漫画を制作したが日本画に転向。横山大観に認められて院展の同人となり「河童の絵描き」として知られ、幻想的で詩情あふれる作品を発表した。
画題の羅漢とは仏教修行の最高段階の称。人々から尊敬され供養を受けるに値する聖人で、古来多くの図像が残されている。この作品では虎を手なずけ、毒で龍を制すなど羅漢の神通力が絵画化され、作者独自の解釈で古画にみる怪奇で厳めしい姿とは異なりユーモアに富んだ親しみやすい羅漢図となっている。


担当者からのコメント

一昨年の「干支コレクションアワード2022」では一双のうち「虎」にエントリーしましたが今回は「龍」で上位を目指します。
天空を翔る勇猛な姿で表現される龍とは異なり羅漢を見上げる仕草や表情は、まるで飼い猫が主人の足元にまとわりつくようです。ペット化されたカワイイ龍を応援してください。

この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
東山旧岸邸 正社員・契約社員 募集! [東山旧岸邸]
静岡県
鎌倉 報国寺 学芸員募集(正職員) [報国寺]
神奈川県
【新卒/経験者OK】都内環境啓発施設、常勤スタッフ(コーディネーター)募集中! [武蔵野市環境啓発施設「むさしのエコreゾート」、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター・区民ギャラリー) など]
東京都
公益財団法人日本博物館協会 事業部門マネージャーの募集 [公益財団法人日本博物館協会]
東京都
東京国立博物館アソシエイトフェロー(日本考古/書跡・歴史資料)募集 [東京国立博物館(台東区上野公園13-9)]
東京都
展覧会ランキング
1
国立西洋美術館 | 東京都
西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
開催中[あと67日]
2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
2
東京国立博物館 | 東京都
イマーシブシアター 新ジャポニズム ~縄文から浮世絵 そしてアニメへ~
開催中[あと123日]
2025年3月25日(火)〜8月3日(日)
3
東京都美術館 | 東京都
ミロ展
開催中[あと95日]
2025年3月1日(土)〜7月6日(日)
4
ラムセス・ミュージアム at CREVIA BASE Tokyo(豊洲) | 東京都
ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金
開催中[あと158日]
2025年3月8日(土)〜9月7日(日)
5
国立科学博物館 | 東京都
特別展「古代DNA ―日本人のきた道―」
開催中[あと74日]
2025年3月15日(土)〜6月15日(日)