《倶利伽羅龍図》

この作品の応援メッセージを見る

《倶利伽羅龍図》 藤堂高近筆 絹本着色 三幅のうち 江戸時代

石水博物館


不動明王が災厄を切り裂く利剣に、龍が巻き付いた姿は、不動明王の化身と崇められた。本幅はともに制作された昇龍、降龍の三幅の一つで、本尊に相当する。描いたのは4代津藩主の藤堂高近(のち高睦、1667~1708)で、三幅対を川喜田家当主に下賜した。


担当者からのコメント

重い画題のわりに、龍の表情はどこかひょうきんです。本作に示された高近の画技は決して巧みとは言えませんが、お殿様がたわむれに描いた絵画として、また伊勢商人・川喜田家との結びつきを示す歴史資料として、興味深い作品です。

この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
ご招待券プレゼント
学芸員募集
地域おこし学芸員(地域キュレーター・地域おこし協力隊)募集中! [北海道_天塩町(天塩川歴史資料館)]
北海道
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団職員(期限付き)募集/コウエキザイダンホウジンサイタマケンマイゾウブンカザイチョウサジギョウダン [埼玉県内の発掘調査現場等]
埼玉県
学芸員(契約職員)募集 [島根県立八雲立つ風土記の丘]
島根県
女子美術大学美術館 専門パートタイマー(学芸業務補佐)募集 [女子美術大学美術館 女子美アートミュージアム(JAM)]
神奈川県
明治大学博物館 短期嘱託職員募集 [明治大学博物館]
東京都
展覧会ランキング
1
三井記念美術館 | 東京都
円空仏
開催中[あと35日]
2025年2月1日(土)〜3月30日(日)
2
国立西洋美術館 | 東京都
西洋絵画、どこから見るか?―ルネサンスから印象派まで
開催まであと16日
2025年3月11日(火)〜6月8日(日)
3
東京国立博物館 | 東京都
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」
開催中[あと21日]
2025年1月21日(火)〜3月16日(日)
4
静嘉堂@丸の内(静嘉堂文庫美術館) | 東京都
黒の奇跡・曜変天目の秘密
開催まであと41日
2025年4月5日(土)〜6月22日(日)
5
三菱一号館美術館 | 東京都
「異端の奇才 ―― ビアズリー」展
開催中[あと77日]
2025年2月15日(土)〜5月11日(日)