里見弴旧蔵《うさぎと犬のステッキハンドル》
鎌倉文学館
象牙のステッキハンドル。「兎を見て犬を放つ(兎を見てから猟犬に追いかけさせることから転じて、手遅れのように見えても対策を講じれば間に合うことの例え)」 の故事を元にしていると思われます。鎌倉文士を代表する作家 里見弴(1889-1982)の愛蔵品です。
担当者からのコメント
うさぎのくりっとした目が愛らしく、展示中はつい目線を合わせてしまいます。ふさふさの毛並みも見どころのひとつです。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました