《家兎胡枝花図》 橋本関雪 昭和12年(1937)
足立美術館
小さく可憐な花を咲かせるハギ。その下には三羽のウサギが寄り添っている。右端のウサギが愛らしい表情を浮かべる一方、他の二羽は左の方を見つめている。その視線の先に何が見えるのか、観る者の想像力をかきたてるとともに、空間の広がりを感じさせ、心和ませる一作となっている。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました