《うさぎ》 水谷銕也 1919年
長崎県美術館
本作品は、ヨーロッパ留学からの帰国後、東京美術学校教授昇格の翌年の作品です。留学中のテラコッタ研究が生かされた作品であり、奈良一刀彫の鑿の痕を感じさせるような簡略化された形態をとっています。
担当者からのコメント
彫りの潔さが冴えわたり、うさぎの形態を的確にとらえた名品です。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました