《うさぎ》 原田 嘉平(はらだ かへい)作 昭和30年代(1955~64)陶製着色
福岡市博物館
大正~昭和期を代表する博多人形師として博多人形界を牽引し、芸術性の高い作品を残した原田 嘉平(1894~1982)。この作品は、原田が三女のために作った置物。手のひらに乗るほど小さな姿には、柔らかく温かい動物の命が宿るかのよう。家族に対する父親の優しさが感じられる作品である。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました