《白兎図》 速水御舟 大正15年(1926)
福田美術館
真っ白で赤い目をしたウサギは日本古来の品種として広く愛されています。ウサギの赤い目とよく似合っているのは、赤い葉をつけた低木。「御舟」という落款も、茂みの中に隠すように記され、彼の美的感覚が表れた作品です。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました