俳諧一枚摺《秋興 秀山画玉兎月中搗仙薬之図》 安政4年(1857) 五鈴、左一、甘古、未長、桃左、呉柳、花因、辺外、有節
姫路文学館
参加者は、中秋の名月に寄せた句を詠んでいます。絵のモチーフは中国の故事より、月に住む兎が仙薬を搗いている図です。
担当者からのコメント
画題から搗いているのは薬なのですが、合いの手を入れている兎が桶を置き、手水を使っているようで餅搗きに見えてしまいます。シュッとした兎さんたちです。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました