《出雲の郷土玩具 張子虎》 高橋孝市氏 昭和62年以前
島根大学総合博物館アシカル
出雲地方では,古くから魔よけとして虎を飾る風習がありました。出雲の張子虎(はりこのとら)は,松江の名工・荒川亀斉が作った原型をもとに,1877(明治10)年,高橋熊市が創始したものです。均整のとれた「虎っぷり」と,ぐっとにらんだ表情,肩をいからし,四つ足を力強くふんばった様など,独特の風格と愛嬌をもった郷土玩具です
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました