青花五彩群牛図盤(天啓赤絵)
愛知県美術館
牛や岩が描かれた染付(青花)で、赤、黒、緑の草や飛鳥の上絵を施した色鮮やかな皿です。五頭の牛のうち、中央の一頭のみが座っています。明時代末期の天啓期頃(17世紀前半)、景徳鎮の民窯で作られたもので、「天啓赤絵」と呼ばれており、類品は多く存在します。
担当者からのコメント
軽やかにステップを踏むような牛の姿や、ユーモラスな表情が親しみやすい作品です。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました