平達摩形釜(ひらだつまがたかま) 作者不詳、江戸時代前期(17世紀)
高知城歴史博物館
釜を持ち運ぶための輪(鐶、かん)を通す部分(鐶付、かんつき)に牛をあらわした茶湯釜。
担当者からのコメント
鐶付には一般に鬼や龍の頭、竹や茄子、えび、うさぎなどがあしらわれ、釜の見どころの一つとなっていますが、牛の鐶付はちょっとめずらしいかも。
四肢をおりたたんでゆったりねそべる様(さま)に癒やされます。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました