乳牛 宮本三郎 1958年
世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
写実的な表現を得意とした宮本三郎が、1950年代半ば、欧米から押し寄せ日本の美術界をも席巻した抽象表現の渦のなかで挑んだ作品です。 丹念にデッサンを重ねた牛の姿が本作品ではデフォルメされ、塗り重ねられた絵具とドリッピングのような手法とともに、激しい調子で描かれています。
担当者からのコメント
宮本三郎記念美術館では、令和3年度2期展にて《乳牛》の展示を予定しております。
詳細が決まりましたら、当館ホームページでご案内いたします。
http://www.miyamotosaburo-annex.jp/
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました