シルバークリームジャグ JOHN SCHUPPE 作 ロンドン 1766年
牛の背中にとまっているハエが上に開く蓋の取っ手になっており、そこからミルクを入れ、口から注ぐユーモラスなデザインになっています。
デフォルメされた体の柔らかなふくらみが表情豊かに表現されています。
担当者からのコメント
当時の職人の豊かな感性と銀細工師の高度な技が光る逸品といえるでしょう。貴族の「優雅なお茶の時間」に想いをはせてみて下さい。
※穐葉アンティークジュウリー美術館は2011年に閉館し、現在は展覧会を中心に文化活動を継続中。