鼠族図譜(写本)昭和初期
三重県総合博物館『鼠族図譜』(写本)は、本草学の図鑑の一つとして江戸時代後期に活躍した水戸藩の本草学者 佐藤成裕(中陵)が著した原資料を、昭和初期に筆写して巻子本に仕立てたものです。ここに描かれた3匹のほかにも、モグラのなかまや、当時はネズミに近い動物だと考えられていたイタチなど、多数のネズミが描かれており、その呼び名や姿かたち、生態、故事などを、紹介しています。
担当者からのコメント:12月17日(火)から2020年1月26日(日)に開催する新春展示「三重のネズミたち」にも登場します。ぜひお越しください。