俵香合富岡鉄斎 明治~大正時代
俵の上に乗る小さな鼠が愛らしい、鉄斎手造りの香合です。鉄斎は、名工が手がけた器物に絵付けを施した合作を数多く遺したほか、本作のように、自ら手捻りで制作することもありました。俵は大黒天の持物、鼠はその使者といわれています。
担当者からのコメント:「俵香合」は、2020年1月5日(日)~2月9日(日)に鉄斎美術館別館史料館で開催する「清荒神と鉄斎」前期展で出品予定です。ぜひご覧ください!
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました