護符(アミュレット)メソポタミア 紀元前2000年~後1000年頃
シリアで出土した約4000年前の護符です。メソポタミアでは動物を象った護符が多く見つかっていますが、古代の人々は、厳しい自然の中で生きる動物たちの姿を護符にして身につけることで、その力にあやかろうとしたのかもしれません。
担当者からのコメント:2cm程度のとても小さな作品ですが、つぶらな瞳、ピンと立った耳、クルンと丸まった体など、ネズミの愛らしい姿をよく捉えて造形されています。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました