猫と鼠歌川広重 制作年:不詳
昔から害獣として嫌われがちなねずみに対して、猫はねずみを捕まえる動物として人に飼われ、重宝されていました。本作品では、夜中に動き回る迷惑なねずみを捕まえようとした男が、間違って自分の飼い猫を捕まえてしまい、ねずみたちに笑われています。名所絵(風景画)で有名な歌川広重ですが、本作のようなユーモアにあふれる戯画も多数手掛けました。
「大堀哲記念ミュージアム・マネージメント推進賞」を受賞しました