動物文レリーフ・タイルイギリス 19~20世紀 15.3×15・3 写真焼き付け技法
INAXライブミュージアムレリーフを施した素地に単色の釉薬をかけて焼成したヴィクトリアン・タイルです。
焼成中に色釉が凸部から凹部へ流れるので、凸部は透けて淡く見え、凹部は色釉薬が溜まりこんで、
濃く見えるようになり、美しいグラデーションが生まれ、立体感を際立たせています。
担当者からのコメント:「世界のタイル博物館」 2Fに常設展示しているタイルです。
イギリスのヴィクトリア時代には、様々な装飾タイルがつくられ、このタイルのように、写真をもとに人物や
動物をモチーフにしたレリーフタイルまでもつくられていたことがおもしろいですね。