インターメディアテク「極楽鳥」会場
鳥の剥製標本など一級の自然誌標本と、鳥をモチーフにした宝飾芸術の歴史的名品を併せて紹介する展覧会が、東京ではじまる。
展覧会は東京大学総合研究博物館と、ヴァン クリーフ&アーペルが支援する宝飾芸術の教育研究機関「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」とが共同で主催するもの。
日本で初公開となる海外のプライベート・コレクションから、鳥をモチーフとした19世紀半ばから現代に亘る、多くのメゾンや作家による選りすぐりのジュエリー約100点と、東京大学総合研究博物館および山階鳥類研究所のコレクションから、歴史的な鳥の剥製標本およびスケッチを展観。
鳥がどのように学術的に記載され、研究されたのか。また、芸術においてどう表象され、それがジュエリーの世界においてどのような工芸的表現に転換されたか、変遷を辿っていく。
会場デザインも、夜の鳥から昼の鳥、さらにファンタジーの鳥へと、詩的な空間演出で展開する。
「インターメディアテク開館十周年記念特別展示『極楽鳥』」は、JPタワー学術文化総合ミュージアム「インターメディアテク」で、2023年1月20日(金)~5月7日(日)に開催。入館無料。
インターメディアテク「極楽鳥」会場
インターメディアテク「極楽鳥」会場
インターメディアテク「極楽鳥」会場