2018年8月6日(月)、東京・墨田区の江戸東京博物館で「東京150年」のプレス向け内覧会が開催された。
「東京」が誕生して150年を迎えた事を記念し、東京の始まりから現在までの歩みを写真や映像、地図などから展観する企画展。
東京は、1868年(慶応4)7月17日、江戸を東京と改める詔書が発せられ、東京府が設置された事により誕生。維新の混乱により荒廃していたが、銀座煉瓦街の建設などで徐々に近代化。「市区改正」で大きく変貌を遂げた。
大正時代の関東大震災、昭和時代の空襲と2度にわたって壊滅的な被害を受けたが、その都度復興。高度経済成長期には新宿など副都心の開発も進められ、1980~90年代には臨海副都心も開発。現在でも首都として発展を続けている。
展覧会では、計画されながらも実現に至らなかった計画も紹介。東京を写した数多くの写真も展示し、明治・大正・昭和の東京を展望する。
構成は以下の4章
第1章 明治の東京と市区改正
第2章 関東大震災と帝都復興計画
第3章 戦災復興と1964年東京オリンピック
第4章 副都心と現代の東京
展覧会にあわせ、展示図録「企画展 東京150年」も刊行。540円と安価ながら、展示資料のほぼ全てが網羅されている。ミュージアムショップで販売中。
「東京150年」は江戸東京博物館で、2018年8月7日(火)~10月8日(月・祝)に開催。観覧料は一般 600円、大学生・専門学校生 480円、中学生(都外)・高校生・65歳以上 300円、中学生(都内)・小学生以下は無料。
発信:
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