三毛猫ちゃん
西洋美術館はスタイリッシュな外観を観ただけでもうテンションが上がります。めちゃクール。ブルターニュ展は様々な作家の感性から描かれたブルタブルターニュが観覧でき
とても有意義な一日となりました。絵画と言うのは本当に不思議。上手く言えないのですが、そのままを映す写真よりも情景が浮かんでくる。写真では表現できない宇宙的な世界観がキャンバスの中に広がるのと思うのです。私は常設展にとても興味を惹かれました。どこかの教会に来たかのような広々した展示室に荘厳な絵画。美しい彫刻たち。ミネタウロスはどうして瀕死になっちゃったの。
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ゴーギャンの名前が上がっていると「ポンタヴァン」という地名は頭に閃いたが、そこも含めた結構大きな地域だと観に行ってから会場で知った。自然豊かで土着的な文化が残ってる。そういうブルターニュを描いた作品やブルターニュの作家を取り上げている。メインヴィジュアルのモネの絵を茨城県立近代美で観た時「海が緑っすね・・・」と違和感半端なかったのですが、今回地域のそういう説明があって初めて「なるほど!」でした。アンリ・リヴィエールはもう新版画かと思い、気に入ってポスカも購入♡ここでも大原美術館はやっぱすごいの持ってるなぁ!と感心したバレンティン・デ・スビアウレという知らない作家さんの絵が一番印象に残った。日本人もいいのばっかり。山本鼎、森田恒友、フジタのさみしすぎる十字架、岡鹿之助(他のポスカもほしかった!!)等々切りがない。常設も新お披露目や、いつもの版画部屋で橋本コレクションの指輪展やっててそちらも充実で満足至福♡
4771男
ルドンの風景画とは、また珍しいものを見せてもらいましたよ。でも他の画家と違ってとてもシンプルで素朴でした。あえて誇張してないと言うか、ありのままの姿を描いたのだろう。やっぱり苦労してこの土地を訪れたらどうしたっていかにもな絵を描きがちだけど、そうじゃない所が良い。ゴーガンの作品も、あれっ!?こんなにキレイだったっけ、と思ってしまう。やっぱり良い景色は描きたくなるんだねえ。