国宝手鑑「見努世友」と古筆の美

出光美術館 | 東京都

我が国の書は飛鳥時代以降、中国の書法を取り込みながら和様化してゆきますが、その中で平安時代には仮名が誕生するなど日本独自の文化が開花します。平安時代・鎌倉時代の優れた筆跡は南北朝時代には「古筆」と呼ばれ、今日に至るまで尊重されてきました。「古筆」は、一般的に平安時代・鎌倉時代の和歌を書いた筆跡を指しますが、広くは古人の優れた筆跡や絵画のことを意味し、歌書だけではなく、写経や物語、懐紙や短冊、日記や書状など、その内容は様々です。色とりどりの料紙を用い、優美な線で書かれた筆跡には当時の美意識がうかがえます。これらは、のちの時代に賞玩されるなかで、切り分けられて古筆切(断簡)として鑑賞されるものも少なくありません。古筆切は、鑑賞や蒐集を目的として掛軸や手鑑(古筆切を貼り込んだアルバム)に仕立てられ、多くの人の眼を楽しませてきました。 本展では、出光美術館の書の優品を厳選して、魅力あふれる古筆の世界をご紹介します。この度、綺麗によみがえった国宝の古筆手鑑「見努世友」も、修復後はじめて大公開します。 (公式ウェブサイトより)
会期
2022年4月23日(土)〜6月5日(日)
会期終了
開館時間
午前11時~午後4時(入館は午後3時30分まで)
料金
事前予約制
一般1,200円/高・大生800円
中学生以下無料(ただし保護者の同伴が必要です)
休館日 月曜休館
チケットを買う https://reserve-ima.jp/reservation
公式サイト http://idemitsu-museum.or.jp/
会場
出光美術館
住所
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビル9F
050-5541-8600(ハローダイヤル)
国宝手鑑「見努世友」と古筆の美のレポート
2
出光美術館がいよいよ再始動、館蔵の書の優品で雅やかな古筆の世界を堪能
本格的に解体修理された国宝・古筆手鑑「見努世友」は本展で修復後初公開
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