武者絵も刀剣もさして関心がなく、パスしようかとも思っていましたが、招待券を頂いたので行ってきました。西洋の美術館からの大きな油彩画を展示してきた美術館で「浮世絵」や「刀剣」がどのように展示されるのかが興味がありました。「武者絵」と言われてもその背景がわかりません。本展では描かれている作品の詳しい解説がつき、その点はとても分かり易かった。武者絵と同じ画題を持った刀の鐔も展示され、制作者の超絶技巧と意匠の素晴らしさに魅せられました。源平攻防を描いた作品は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と場面や登場人物や役者さんと重なり、一層興味深く見入りました。刀剣も一級品が展示されているようでしたが、こちらは鑑賞の仕方が素人にはイマイチ分からなかったのが正直なところです。写真撮影OKで、展示も流れも解説も良い展覧会でした。