《四神像 青龍》 弘化5年(1848)2月初午 東京都江戸東京博物館所蔵
四神とは、中国古代を発祥とする天の四方をつかさどる神のことで、東は青龍、西は白虎、南は朱雀、北は玄武(玄亀)を表します。
この四神像は、祭礼の際に用いられる四神旗(しじんき)の上部に設置された像。
江戸有数の大店 鹿嶋屋東店の屋敷地にあった富永稲荷の初午の祭礼(2月)で用いられたと考えられています。
担当者からのコメント
四神像 青龍は、2021年に開催した特別展「大江戸の華-武家の儀礼と商家の祭-」で展示されました。江戸東京博物館公式YouTubeチャンネル「えどはくチャンネル」にてその他の四神像もご覧いただけます。カラフルでちょっとユーモラスな姿をぜひご覧ください。