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    マティスの「切り紙絵」に着目 ― 国立新美術館で「マティス 自由なフォルム」
    (掲載日時:2024年2月13日)

    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場 アンリ・マティス《花と果実 1952〜1953年 切り紙絵 ニース市マティス美術館蔵
    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場 アンリ・マティス《花と果実 1952〜1953年 切り紙絵 ニース市マティス美術館蔵

    20世紀を代表するフランスの画家、アンリ・マティス(1869-1954)の「切り紙絵」に焦点を当てた展覧会が、東京ではじまる。

    マティスはフランス・ノール県のル・カトー=カンブレジ生まれ。フォーヴィスムの中心人物としてパリで頭角を現し、後半生の大半を過ごしたニースでは、色が塗られた紙をハサミで切り取り、それを紙に貼り付ける技法「切り紙絵」に取り組んだ。

    展覧会はニース市マティス美術館の所蔵作品を中心にした構成で、同館が所蔵する切り紙絵の代表的作例《ブルー・ヌードⅣ》が出品。

    4×8メートルという大作《花と果実》は、本展のためにフランスでの修復を経て、日本初公開となる。

    また、マティスが最晩年に取り組み、芸術家人生の集大成ともいえるヴァンスのロザリオ礼拝堂にも着目。展示室内に礼拝堂を体感できる空間を再現する。

    開幕前日には、展覧会の公式アンバサダーを務める俳優の安藤サクラさんも出席。展覧会について「カンヌ国際映画の際にニースでマティスの作品に出会った。マティス“さん”は本当にすごい。ヴァンスのロザリオ礼拝堂は、展覧会場でも心踊る空間になっている。」とPRした。安藤サクラさんは音声ガイドも担当する。

    「マティス 自由なフォルム」は、国立新美術館 企画展示室2Eで2024年2月14日(水)~5月27日(月)に開催。

    観覧料は当日券が一般 2,200円など。それぞれ200円引きの前売り券は2024年2月13日(火)23:59まで発売

     → 「マティス 自由なフォルム」のチケットはこちら

    © Succession H. Matisse


    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場
    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場 安藤サクラさん

    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場
    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場

    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場
    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場

    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場
    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場

    国立新美術館「マティス 自由なフォルム」会場
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