全国2位の人口を有する神奈川県。幕末の開港で日本を代表する貿易都市となった横浜をはじめ、各地にさまざまなミュージアムがあります。神奈川県にある美術館・博物館・科学館など、おすすめミュージアムをご紹介します。
横浜美術館
19世紀後半以降の美術作品を中心に、ダリ、マグリット、ミロ、ピカソ、セザンヌなどの作家の作品
具体など戦後の作品を数多く所蔵。ジョアン・ミロの陶壁画やアレクサンダー・コールダーの彫刻は常設でいつでも見ることができます。
神奈川県立近代美術館 葉山
国立の近代美術館の中で最も古い美術館。鎌倉別館も併設(現在休館中)。
日本の近代美術を中心に14,000点もの作品を収蔵。晴れた日に、一色海岸を目の前に、中庭から富士山を眺めるのもおすすめ。
神奈川県立歴史博物館
国の重要文化財・史跡に指定された、横浜正金銀行本店本館を活用した博物館。ドイツの近代洋風建築の影響を強く受けた外観が特徴。
常設展示では、主に5つのブースで神奈川の歴史と文化を紹介。浮世絵も数多く所蔵している。
ポーラ美術館
「箱根と自然と美術の共生」をコンセプトに2002年に開館。
印象派絵画を中心に、洋画、日本画、陶磁器、化粧道具などを展示。カフェやミュージアムショップ、森の遊歩道でも楽しめます。
箱根彫刻の森美術館
約7万平方メートルの広さをもつ、野外彫刻を中心とした美術館。
ロダンやヘンリー・ムーアをはじめ国内外の約120点を展示。ピカソ館では、油彩、陶芸、版画作品を紹介。家族で楽しめるミュージアムです。
岡田美術館
2013年箱根に開館。美術館正面には、640枚の金地パネルに描かれた風神雷神の大壁画が。
箱根屈指の広さを誇る館内には、日本・中国・韓国を中心とする古代から現代までの美術品を展示。尾形光琳や伊藤若冲の作品も収蔵。足湯カフェや日本庭園お楽しみの1つ。
横須賀美術館
横須賀市の市制100周年を記念し、2007年に開館。
天井や側面に大小の丸穴が開けられ、自然光を取り入れた開放的な空間。自然と歴史と美術の深いつながりを感じられる美術館です。隣接の谷内六郎館とあわせて鑑賞できます。
川崎市岡本太郎美術館
川崎市にゆかりのある、岡本太郎を肌で感じることのできる美術館。
「体感型展示空間」をコンセプトに、絵画や彫刻、家具などの作品を紹介。岡本デザインの椅子に実際に座れるコーナーもあります。
平塚市美術館
「湘南の美術・光をテーマ」に1991年開館。
井上三綱、萬鐵五郎、菅野陽 、安田靫彦など、 湘南地域ゆかりの作家の作品を中心に約9000作品を収蔵。常設展のほか、年間数本の企画展を開催。
そごう美術館
日本で初めて百貨店内にできた美術館。
100点を超える鈴木信太郎の作品のほか、洋画や日本画、工芸、彫刻、書など国内外を紹介します。