特別展

    昭和モダーン、モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界

    泉屋博古館東京 | 東京都

    「昭和」モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(いたやうめき、1907-1963)。かつての日劇のモザイク壁画、瀟洒な飾箱や飾皿、帯留やペンダントヘッドなど、絵画や模様を表出した独特のエキゾチックなモザイク作品は、どれも清新な色彩と可憐な意匠にあふれています。 近代陶芸の巨匠・板谷波山(いたやはざん、1872-1963)の息子であった梅樹は、父が砕いた陶片の美しさに魅了され、20代半ばから陶片を活用したモザイク画の制作を志します。その代表作は旧日本劇場一階玄関ホールの巨大なモザイク壁画(1933年作、原画:川島理一郎)でした(現存せず)。戦後復興の中で残された梅樹の作品は決して多くはありませんが、近年その再評価の機運が高まっています。 本展は、梅樹作品を一堂に集めた初の展覧会となります。昭和29(1954)年に制作された現存する最大の壁画《三井用水取入所風景》は、本展の見どころのひとつといえるでしょう。住友コレクションの板谷波山作品と共に、カラリストと称された波山と梅樹の美の競演をお楽しみください。併せて、住友コレクションの茶道具をご紹介いたします。(出品点数 約100点、展示替無し)
    会期
    2024年8月31日(土)〜9月29日(日)
    会期終了
    開館時間
    11:00 ~ 18:00(入館は 17:30 まで) 
    ※金曜日は19:00 まで(入館は18:30 まで)
    料金
    一般1,200円(1,000円)、高大生800円(700円)、中学生以下無料
    ※6月1日よりオンライン前売チケット販売
    ※20名様以上の団体は( )内の割引料金
    ※障がい者手帳等ご呈示の方はご本人および同伴者1名まで無料
    休館日 月曜日、9月17日・24日(火) ※9月16日・23日(月・祝休)は開館
    公式サイト https://sen-oku.or.jp/tokyo/
    会場
    泉屋博古館東京
    住所
    〒106-0032 東京都港区六本木1-5-1
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    評価
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