マッチラベル(猿とポスト)日本製
たばこと塩の博物館日本で製造され、中国などに輸出されたマッチのラベルです。日本のマッチ産業が隆盛を迎え、アジア各地に輸出されたのは明治末から大正期にかけてですので、その頃のものだと思われます。
担当者からのコメント:日本でマッチが本格的に製造されたのは明治8年(1875)といわれています。その後、製造技術が発展し、日本を代表する輸出産業となりました、輸出される際、それぞれの国に合わせたモチーフの商標が数多く生み出されました。その中で多かったのが、動物をモチーフにしたものでした。猿は中国で縁起の良い動物だったため、中国向けのマッチにはたくさん登場しています。