夏が近づいてきたこの頃。美術館で熱くなれる首都圏のおすすめ展覧会を紹介。
国立科学博物館では、植物にテーマを当て、最先端の科学研究で想像を超えるアクティブな生態を明らかにする「植物 地球を支える仲間たち」展。SNSでも大反響の注目展です。
建築やデザイン好きな方におすすめしたいのは、パナソニック汐留美術館 「サーリネンとフィンランドの美しい建築展」。日本でもファンの多いフィンランドのモダニズムの原点を探ります。
サントリー美術館で7月から開催するのは、名前もポスターもインパクト十分な「ざわつく日本美術」展。「心がざわつく」ような作品で、目や頭、心をほぐしてくれる展覧会。
夏休み、家族で楽しんでいただきたいのは、東京ドームシティ Gallery AaMoで開催する「恐竜展2021」展。NAKEDによる大型映像や、全長12mの実物大ティラノサウルスも登場。
生誕260年を迎え、映画でも話題の葛飾北斎。東京ミッドタウン・ホール「北斎づくし」展は、祖父江慎と田根剛らによる会場構成、橋本麻里による編集に注目です。
目黒区美術館「包む-日本の伝統パッケージ」展では戦前からアートディレクターとして活躍した岡秀行を紹介。「TSUTSUMU」(包む)という言葉を広めた岡のコレクションが展示されます。
弥生美術館では「高畠華宵展」。「少年の中には少女が、少女の中には少年がいる」とも評された華宵、自身が〈男性+女性〉としての心と眼を持つ人物でした。
写真が好きな方には、「マン・レイと女性たち」展。優しく甘美な女性を数多く登場するマン・レイの写真や絵画、オブジェがBunkamura ザ・ミュージアムに並びます。
日本科学未来館では「超人たちの人体」展。ウサイン・ボルトらの身体をMRIで撮影。驚異の身体能力で記録を塗り替えるアスリートたちの驚きの身体の仕組みや美しさに迫る体験型の展覧会です。
国立新美術館では「ファッション イン ジャパン1945-2020 ─流行と社会」が島根から巡回。戦前から現代まで、日本のファッションの歴史を通観します。