あかひとくん、万葉ちゃん、たづくん
あかひとくん
万葉時代に帝(聖武天皇)に同行して平城京(ならのみやこ)から和歌の浦にやってきました。
風光明媚な和歌の浦に感激した帝はあかひとくんに「この地の素晴らしさを後世に伝えるため、残りなさい。」とお命じになりました。
あかひとくんは、時空を超えて和歌の浦で和歌を詠み、現在では万葉館で皆さんを迎えています。
万葉ちゃん
万葉ちゃんも、あかひとくんと一緒に平城京から和歌の浦にやってきました。
和歌の浦の美しさに感動した万葉ちゃんは、帝に願い出ました。
「私もあかひとくんと和歌の浦に残してください❤」
あかひとくんと一緒に時空を超え、万葉館で皆さんのお越しをお待ちしています。
たづくん
たづくんは、和歌の浦に昔から住んでいました。
和歌の浦にやってきたあかひとくんは、たづくんの姿を見てあの有名な万葉歌を創りました。
「若の浦に 潮満ち来れば 潟をなみ 葦辺をさして 鶴鳴き渡る」
この万葉歌に感動した帝は、たづくんに「お前は、あかひとくんの傍にいてこれからも歌を創るのに協力しなさい。そして、いつまでも和歌の浦の美しい風景に安らぎを与え続けなさい。」
今では、あかひとくん、万葉ちゃんと一緒に幸せに暮らしています。