《トラカミキリ属の昆虫標本》 

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《トラカミキリ属の昆虫標本》 

埼玉県立自然の博物館


黄色と黒の縞模様が特徴的なカミキリムシの標本です。
左がオオトラカミキリ、右がトラフカミキリです。虎のような模様から「トラ」と名前につきます。成虫は共に2~3cm程です。幼虫は材食性でオオトラカミキリはモミの木、トラフカミキリはクワの木を食べます。 どちらも埼玉県内では絶滅が危惧されている昆虫で、限られた場所でしか見つかりません。
毒性のない昆虫ですが、虎の威を借る狐の如く有毒のスズメバチの仲間に体の模様を似せて擬態することで、天敵(主に鳥類)から身を守っていると考えられています。


担当者からのコメント

本来、虎の縞模様は、獲物に気づかれないように茂みに紛れて身を潜めるために役立ちます。一方でこのトラカミキリたちは、自身が有毒生物であるように振る舞って、天敵から逃れるようになった結果、虎のような模様を獲得しました。同じ様に見える虎柄の模様でも、暮らしによって役割が全く違うところが生き物の面白いところですね。


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