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    レポート
    今和次郎展
    パナソニック汐留美術館 | 東京都
    昭和の暮らしを徹底調査
    1月から名称が変わったパナソニック 汐留ミュージアム」。2012年最初の企画展は、戦前から戦後にかけて民家や服装などを研究し「考現学」の創始者としても知られる今和次郎(こんわじろう)の初回顧展です。
    展示会場。今和次郎のスケッチによる男女の服装を再現した展示も。
    「農村調査・民家研究の仕事」。これは群馬県の調査スケッチ。
    白い建築模型は、今和次郎標準設計による恩賜郷倉のバリエーション。
    関東大震災の記録。建てられたバラックを調査し、庶民の工夫に着目している。
    とにかく何でも調べている。こちらは「某新婚家庭品一切しらべ」。夫人の手製クッションの柄まで調査。
    デザイナーとしての一面も。中央は「渡辺甚吉邸の椅子」。
    「建築家、デザイナーとしての活動」
    今和次郎の言葉があるパネルには、横顔イラストが描かれており、見やすい構成。
    展示会場
    今和次郎は1888年(明治21年)、青森県弘前市生まれ。昭和初期に急速に大都市化していく東京の街の姿や、当時の人々の様子を採集(観察し、記録する)・分析した「考現学」の創始者として知られています。


    「農村調査・民家研究の仕事」

    展覧会は工学院大学図書館の今和次郎コレクションの資料を主体に、スケッチ、写真、建築・デザイン図面などを展示。構成は「農村調査・民家研究の仕事」「関東大震災―都市の崩壊と再生」「建築家、デザイナーとしての活動」「教育普及活動とドローイングのめざしたもの」の4セクションです。

    目を引くのは、さまざまな建築模型。今和次郎が設計した建築を、本展のために模型にしたものです。


    「関東大震災―都市の崩壊と再生」

    さまざまな暮らしを調査することで、これからの暮らしのかたちを創造していこうとした今和次郎。世相風俗に関する様々な調査活動は、果てしないといえるほど広範囲です。

    2時間歩いて見つけた犬の数と色、パリで見かけた「紳士淑女以外」の一般市民の服装、中学生の洋服の破れている場所…思わず微笑んでしまうようなユニークなスケッチが並びます。


    「建築家、デザイナーとしての活動」「教育普及活動とドローイングのめざしたもの」

    パナソニック 汐留ミュージアムは、「ルオーを中心とする美術」「建築・住まい」「生活文化」が企画展の三本柱で、今回は「建築・住まい」の企画展。建築を学ぶ学生など、多くのお客様に来館いただいているそうです。
    [ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2012年1月26日 ]
     
    会場
    会期
    2012年1月14日(土)~3月25日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    休館日
    水曜日(祝・祭日は開館)、展示替期間、年末年始、夏季休業期間
    展覧会によって、水曜日が開館になる場合がございます。
    住所
    東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
    電話 03-5777-8600(ハローダイヤル)
    公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/
    展覧会詳細 「今和次郎展」 詳細情報
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