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レポート
メガ恐竜展2015 ─ 巨大化の謎にせまる ─
幕張メッセ | 千葉県
あまりにもデカい、欧州最大の恐竜
夏休みの定番のひとつといえる恐竜展が、今年は幕張メッセで開催中。恐竜の大きな魅力といえる「巨大さ」にスポットを当て、楽しんでもらう事を全面に立てた企画です。
(左から)《ダイアウルフ 生体復元》《スミロドン 生体復元》《パラミロドン 生体復元》《ケナガマンモス 生体復元》
(左奥)《カミツキマッコウ 全身骨格》 / (右手前)《バシロサウルス 全身骨格》
(左から)《ディノスクス 頭骨》 / 《サルコスクス 頭骨》 / 《マチカネワニ 全身骨格》
(左奥)《ライスロナックス 全身骨格》 / (右手前)《ティラノサウルス(愛称スタン)全身骨格》
《プロバクトロサウルス 全身骨格》
(左奥)《コウガゾウ 全身骨格》 / (右手前)《ケナガマンモス 全身骨格》
実物の《竜脚類 糞化石》 手前のiPhone5と大きさを比べてください
会場
会場は幕張メッセ国際展示場の11ホール。2階のエントランスから入ると、眼下には動くブラキオサウルスが!(もちろんロボットです)

冒頭からトリケラトプスの親子、スミロドン(サーベルタイガー)やケナガマンモスなど、恐竜や巨大哺乳類の生体復元を揃え、子どもたちの興味を呼びそうな構成です。


動くブラキオサウルスがお出迎え

会場は、太古の海で繁栄した巨大生物の紹介から。生物の進化は約6億年前の海から始まり、海から川、そして地上へと進む中で、巨大化の道を辿っていきました。

「探検テント」を通った後に、史上最大の陸上動物である「竜脚類」を紹介。続いて三畳紀、ジュラ紀と時代を追って進む流れです。


「太古の海に住む巨大生物たち」からスタート

展覧会は「楽しく見せる」事に比重を置いた構成です。

ロボットによる動く生体展示(意外と動きもスムーズです)、分かりやすい解説パネル、触って楽しめる「恐竜のウンチの化石」など、いかにも人気を集めそうな工夫が随所に見られます。


竜脚類の巨大ウンチ、果たして匂いはあるでしょうか?

展覧会の目玉が「トゥリアサウルス」。2003年にスペインで発見されたヨーロッパ最大の恐竜で、全長は推定30m超。まさに「メガ」恐竜展にふさわしい巨大スケールです。

展示されているのは半身の復元骨格と、実物の頭骨化石など。壁面に掲げられた生体の実物大想像図は、唖然とするほどの大きさです。月並みですがこんなものが動いていたとは、なかなか実感できません。


スペインのテルエル県で発見された、あまりにも巨大なトゥリアサウルス(「テルエルのトカゲ」の意)

会場後半には人気のティラノサウルス類も登場。ティラノサウルスは後期白亜紀末の北米において、陸上での生態系の頂点にいた捕食者でした。

最後は身体は大きくならなかったものの、脳を発達させる事で進化した人類が紹介されます。


2013年に発見されたライスロナックスにより、ティラノサウルス類の出現は従来の説より1000万年早い約8000万年前と判明しました

演出色も強い企画展ですが、夏休みに小さな子ども連れで行くにはこの手のテイストがベストともいえます。エアコンが効いた会場は通路も広く、ベビーカーでも楽チン。会場近くのイオンモール(徒歩10分)ではコラボメニューも多数用意されています。
[ 取材・撮影・文:古川幹夫 / 2015年7月17日 ]

愛しのブロントサウルス―最新科学で生まれ変わる恐竜たち愛しのブロントサウルス―最新科学で生まれ変わる恐竜たち

ブライアン・スウィーテク (著), 桃井緑美子 (翻訳)

白揚社
¥ 2,700

料金一般当日:2,000円
 → チケットのお求めはお出かけ前にicon


■メガ恐竜展2015 に関するツイート


 
会場
幕張メッセ 国際展示場 11ホール
会期
2015年7月18日(土)~8月30日(日)
会期終了
開館時間
9時半~5時(入場は閉場の30分前まで)
住所
千葉県千葉市美浜区中瀬2−1
電話 03-5777-8600
公式サイト http://mega2015.jp/
料金
大人(高校生以上) 2,000円/子供(4歳~中学生) 1,000円
※3歳以下は無料
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
展覧会詳細 メガ恐竜展2015 ─巨大化の謎にせまる─ 詳細情報
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