西洋近代芸術の展開を“北斎とジャポニスム”という観点から編み直す企画展が開催される事となり、2017年4月17日(月)、都内で記者発表が行われた。
19世紀後半に西洋を席巻したジャポニスムの中で、もっとも注目された天才浮世絵師・葛飾北斎に着目。
「北斎の浸透」「北斎と人物」「北斎と動物」「北斎と植物」「北斎と風景」「富士山と波」の6章構成で、国内外の美術館や個人コレクターが所蔵するモネ、ドガ、セザンヌ、ゴーガンをふくめた西洋の名作約200点と、北斎の錦絵約30点、版本約60点の計約90点(予定、会期中展示替えあり)を比較しながら展示。
西洋の人々から見た北斎は、どんな画家だったのか。また、北斎から学んだ人々はどんな点に着目し、どんな作品を残し、それによって西洋はどのような変化を遂げたのかを検証する。
「北斎とジャポニスム」は国立西洋美術館で2017年10月21日(土)~2018年1月28日(日)に開催。観覧料は未定。
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