奈良市の奈良国立博物館で「特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち」が開催されている。
鎌倉時代に活動した仏師、快慶(かいけい:?~1227以前)の代表的な作品を一堂に集めて紹介する企画展。
快慶は運慶(うんけい)とともに、鎌倉彫刻様式の完成にもっとも重要な役割を果たした人物として知られるが、出自や工房などその人物像には不明な点が少なくない。
展覧会では現存する最初期の作品である弥勒菩薩立像(アメリカ・ボストン美術館蔵)をはじめ、東大寺や長谷寺での活動、生涯を通じて手掛けた阿弥陀如来像の名品など、数多くの仏像を紹介。同時に快慶作品の成立と密接に関わる絵画や、高僧たちとの交渉を伝える史料もあわせて紹介し、快慶の実像に迫る。
「特別展 快慶 日本人を魅了した仏のかたち」は奈良国立博物館で2017年6月4日(日)まで開催。観覧料は一般 1,500円、高校・大学生 1,000円、小・中学生 500円。
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