2016年8月29日(月)、東京・台東区の国立科学博物館で、企画展「没後100年記念 田中芳男 -日本の博物館を築いた男-」のプレス向け内覧会が開催された。
田中芳男(1838-1916)は、幕末から明治にかけて活躍した植物・博物学者。国内外の博覧会に数多く関わり、博覧会や殖産興業の収集品展示施設として博物館の設立を考案。国立科学博物館の創設者のひとりともいえる。
展覧会は田中の没後100年を記念して開催されるもの。国立科学博物館が所蔵する田中芳男に関連する資料を紹介し、殖産興業の精神から博覧会や博物館に生涯をかけた田中の足跡をたどる。
この日は内覧会に先立ち、田中の故郷である長野県飯田市の市民有志から田中芳男胸像も同館に寄贈され、除幕式も行われた。
「没後100年記念 田中芳男 -日本の博物館を築いた男-」は国立科学博物館で、2018年8月30日(火)~9月25日(日)に開催。観覧料は一般・大学生 620円、高校生以下および65歳以上は無料。
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