フランスのヴェルサイユ近郊の村、ジュイ=アン=ジョザスの工場で作られた西洋更紗、トワル・ド・ジュイ(ジュイの布)を日本で初めて本格的に紹介する展覧会が、東京・渋谷区のBunkamura ザ・ミュージアムで開かれている。
トワル・ド・ジュイはドイツ出身のプリント技師、クリストフ・オーベルカンプが18世紀に生産を開始。人物を配した田園風景や様々な花が散りばめられた楽しいデザインは評判を呼び、王妃マリー・アントワネットにも愛された。
展覧会にはトワル・ド・ジュイ美術館が全面協力。木版プリント、銅版プリントのテキスタイルのほか、発想の源泉といえるフランドルのタぺストリーや、後年に影響を受けたアーティストの作品も含めて、トワル・ド・ジュイの世界を包括的に紹介する。
6月14日(火)には展覧会のサポーターを務める女優の大地真央さんも来館。大地さんは「日本でこれだけの西洋更紗を見られるのはとても素晴らしい事です。ぜひいろいろな方に見ていただければ」と展覧会をPRした。
「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」はBunkamura ザ・ミュージアムで2016年7月31日(日)まで開催。観覧料は一般 1,400円、大学・高校生 1,000円、小・中学生 700円。
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